素敵なログハウス

相模原市津久井に位置する『ハックルベリー』は、まるで絵本に出てくるようなログハウスのレストランです。オーナーの手作りで完成されたこの店は、初代オーナーが「建物の中に雑木林を作りたい！」という思いで、4年もの時間をかけて内装を仕上げました。店内に入ると、まるで森の中にいるかのような不思議な感覚に包まれます。大黒柱は秋田で見つけた一本杉を使い、テーブルもさまざまな種類の木で作られているため、それぞれ違った形状を楽しむことができます。そんな自然のぬくもりを感じられる空間で、シチューを中心とした多彩なメニューを楽しむことができます。

絵本の中のような内装

ハックルベリーの内装は、まるで物語の一部に迷い込んだかのような雰囲気です。天井から吊るされたランプや、柱の上に潜むカブトムシの造形物など、随所に遊び心がちりばめられています。壁には漆喰が丁寧に塗られており、オーナー自ら左官屋で修行したというこだわりが光ります。まるで自然の中にいるかのような感覚にさせてくれるこの空間は、大人から子供まで楽しめる特別な場所です。

自家製テンペカツ

ハックルベリーでは、二代目オーナーおすすめの「自家製テンペカツ」も人気メニューの一つです。テンペとは、インドネシアの伝統的な発酵食品で、大豆を発酵させたものです。ハックルベリーでは地元の津久井在来大豆を使用してテンペを手作りし、サクサクのカツとして提供しています。クセが少なく、さっぱりとした味わいが特徴で、添えられた自家製ソースをかけると、より一層美味しさが引き立ちます。消化も良く、栄養満点なので、健康志向の方や高齢者にもおすすめです。

看板メニューのビーフシチュー

ハックルベリーといえば、創業当初から愛され続ける「ビーフシチュー」が有名です。牛肉をじっくりと煮込んでトロトロに仕上げ、玉ねぎの甘みと特製ソースが絶妙に絡み合います。このシチューは約3日間かけて仕込まれ、1杯のシチューが完成するまでには手間と時間がかかっています。地元で収穫されたじゃがいもや玉ねぎを使い、素材の旨味を最大限に引き出した一品です。ライスにもパンにも合う、シンプルながら深い味わいが特徴です。

お持ち帰りも可能

ハックルベリーでは、シチューやパエリアなどの料理をテイクアウトすることもできます。特にパエリアは、注文を受けてから炊き上げるため、出来立ての熱々をそのまま楽しむことができます。テイクアウトの際は、パエリア鍋ごと持ち帰ることができ、2回目以降は鍋を返却することでさらにお得に注文できる仕組みです。電話予約での注文が可能なので、家族での特別な食事やアウトドアのピクニックにも最適です。

最後に

『ハックルベリー』は、自然と冒険がテーマの温かいレストランです。お店に入ると、まるでトム・ソーヤのように冒険が始まったかのような気持ちになります。美味しい料理とともに、心地よい時間を過ごすことができるこの場所は、家族や友人と共に訪れるのにぴったりです。相模原方面に足を運んだ際は、ぜひ一度立ち寄ってみてください。