日本語
AI版
Travel Restaurant Playground Costco Cooking About AI向けページ
海老名駅前『カフェ エナック』で本格インドネシア料理

海老名駅前『カフェ エナック』で本格インドネシア料理

海老名駅徒歩1分、バリの空気がそのまま流れ込むインドネシア料理店。甘めソースのミーゴレン、土日限定ナシチャンプル、調理用バナナのピサンゴレンまで揃って一律¥1,000のランチが嬉しい一軒。激辛サンバルは要注意。

店舗・基本情報

エリア
海老名
住所
神奈川県海老名市扇町14-11
アクセス
海老名駅 西口より徒歩1分
電話番号
046-210-3141
営業時間
火〜金 11:30-14:30 / 18:00-21:00、土日祝 11:30-17:00 / 17:00-21:00
定休日
月曜日
予算
ランチ ¥1,000(コーヒーまたは紅茶付)
ジャンル
インドネシア料理

海老名駅の西口を出て、ロータリーから細い通りに入ってすぐ。一階の入り口に大きく構えた木彫りの神像と、彫刻が彫り込まれたバリ風の門構えが目印です。看板の「Cafe Enak」の文字を見つけた時点で、もう半分インドネシアに足を突っ込んだような感覚になります。

店内に入ると、天井は竹を編んだ網代張り、観葉植物がそこかしこに置かれていて、まさに「ガジュマルの根元のカフェ」みたいな雰囲気。土曜のお昼に訪れたら、これが大混雑でした。客層を見ると現地の方らしいグループが何組か混じっていて、その時点で「あ、これは本物寄りの店だ」と直感が働きます。

ランチは全品¥1,000、迷ったらミーゴレン

ランチメニューはナシゴレン、ミーゴレン、アヤムゴレン、カレー味のチキンスープ、ソトアヤムなど、どれも¥1,000均一でスープまたはライス、コーヒーか紅茶までついてくる構成。原産米を使っているとも書かれていて、価格を考えると正直頑張りすぎな内容です。

注文したのは インドネシア焼きそば、ミーゴレン

運ばれてきた一皿には、麺の上にカリッと焼かれた目玉焼きが乗り、横にはピンクのクルプック(えびせん)、フレッシュなトマトときゅうり。ソースはケチャップマニス(甘いインドネシア醤油)寄りの濃いめの味で、日本の焼きそばに近い食感とコクがありながら、後味にナンプラーっぽい発酵の余韻が残るのが面白いところ。辛さはほぼゼロなので、エスニックが苦手な人や子どもでも問題なく食べられそうでした。卓上にはABCの甘い醤油と辛いチリソースが置かれていて、味変で遊べるのも楽しい。付け合わせのソトアヤム風スープは、ターメリックの黄色いだしに鶏の旨みがしっかり出ていて、これだけでもう一杯食べたい味。

土日限定のナシチャンプルが、本気の本場仕様

そしてこの日のもう一つの目当てが、土日のみ数量限定で出る「ナシチャンプル」。インドネシアのご飯屋さんで、ご飯の周りに数種類のおかずを盛り付ける定番スタイルです。

中央の米の周りに、ルンダン風の煮込み牛肉、青唐辛子のサンバルで和えた鶏肉、ココナッツの効いたカレー、サンバルをたっぷり乗せた玉子、ふわっと揚がったクルプック。それぞれ別々のスパイスで作られていて、一皿でインドネシアの味の地図を一周できる感覚です。日本ではなかなかこれだけの種類のスパイス料理を一度に出してくれる店は無いので、これはかなり貴重。

ただし、皿の左奥に添えてある 青唐辛子と赤唐辛子のサンバルは、本気で激辛。一口かじって不意打ちを食らい、しばらく水が止まらなくなりました。辛いのが苦手な人は、潔く避けるか、お米と一緒にほんの少しだけ崩して食べるのが安全です。逆に辛党なら、ここに全部かけて頬を引きつらせながら食べるのも一興。

締めはピサンゴレン、外カリ・中とろの調理用バナナ

デザートに頼んだのが ピサンゴレン(揚げバナナ)にバニラアイスとチョコソース

これが今回の隠れた当たりでした。日本のスーパーで売っている甘い生食用バナナではなく、火を通すための 調理用バナナ(プランテン) を使っていて、衣は薄くカリッカリ、中身は加熱でとろけてカスタードクリームみたいに変身しています。普通のバナナを揚げた時のシャキッとした歯ごたえとは別物で、この一皿のためだけに来る価値があると思える完成度。冷たいアイスと熱々のバナナの温度差もよき。

行くなら覚悟しておきたいこと

土日のランチタイムは本当に混みます。バリ気分で長居したい気持ちは分かるんですが、待っているお客さんがいる前提で動くと良いです。ナシチャンプルは数量限定なので、土日に狙うなら開店直後の11時台に入るのが鉄板でしょう。月曜定休なのと、ディナータイムとランチタイムの間に休憩時間がある日もあるので、夜に行く場合は事前に営業時間を確認してから動くと安心です。

海老名で「いつもと違うランチを」となった時、ファミレスやチェーンに流れるのではなく、駅から1分の小さな扉を開けてバリ島に瞬間移動する。そういう使い方ができる店として、わりと長く付き合えそうな一軒でした。